| ポイント |
相違する各説 |
関連事項 |
補足 |
| (1)絵が描かれた時期と発注者 |
(a)1476〜78年 |
・ロレンツォ豪華王(=ロレンツォ・イル・マニフィコ)が発注。
・ジュリアーノが発注という説もある。 |
シモネッタ(1476年病死)、ジュリアーノ(1478年に暗殺)の時期に重なる。
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(b)1482年 |
・ロレンツォ豪華王が発注し、ロレンツィーノに贈った。
・ロレンツィーノ自身が発注。 |
ロレンツィーノが1477〜78年に別荘を購入した時に自身で発注したという説と、ロレンツィーノが1482年に結婚した時に、ロレンツォ豪華王が贈ったいう説がある。 |
| (2)右から二番目と三番目の女性は誰か |
(a)二番目はクロリス、三番目はフローラで同一人物 |
・クロリスとフローラは同一人物で、クロリスがフローラに変身する姿が描かれたものである。 |
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(b)二番目はクロリス、三番目はフローラで別人 |
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(c)二番目はフローラ、三番目はプリマヴェーラ(ホーラ) |
・フローラとプリマヴェーラ(ホーラ)は、「ヴィーナスの誕生」に登場する人物と類似点が多い。 |
プリマヴェーラは「春の女神」、ホーラは「季節の女神」である。 |
| (3)「プリマヴェーラ」のテーマ(主題は)何か |
(a)世界の根本原理である「愛」を表現 |
新プラトン主義的寓意。 |
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(b)神々の庭園の永遠の春を表す春の絵 |
新プラトン主義的寓意。 |
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(c)結婚を喜び、祝う絵 |
ロナルド・ライトボーンによる解釈。 |
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| (4)登場人物のなかで、シモネッタがモデルとされているのは誰か |
(a)三美神の中央の女性(「貞淑」) |
「貞淑」がシモネッタであれば、メルクリウスがジュリアーノか? |
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(b)ヴィーナスの右隣の女性(プリマヴェーラ?) |
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(c)西風が抱きかかえる右から二番目の女性(クロリス?) |
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| (5)その他の登場人物は誰をモデルにしているのか |
(a)中央のヴィーナスはロレンツォ豪華王の妻クラリーチェ・オルシーニ |
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ヴィーナスが妊娠しているようにも見えることから、クラリーチェが妊娠している時期に描かれたとする。 |
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(b)プリマヴェーラ(フローラ)はジュリアーノの遺児を身ごもったフィオレッタ・ゴリーニ |
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(c)メルクリウスはジュリアーノ |
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(d)西風(ゼフュロス)のモデルはエースのジョーという愛称でも親しまれている宍戸錠 |
頬の特徴が類似しているとの指摘もあったが、頬のシリコンを2001年に摘出手術で取り除いたため、現在は似ていない。
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ここまでよく読んでくださいました。感謝いたします。この説はもちろん支持していただかなくて結構です。 |